【2019年版】仮想通貨市場予測を公開「9つのポジティブ要因」で徐々に回復へ:Thomas Lee

仮想通貨に強気な姿勢を維持し続けていることで知られるThomas Lee(トーマス・リー)氏は「2019年は複数の仮想通貨で段階的な回復が見られ、年末までは大きく回復することになる」と予測しています。同氏が公開した「2019年の仮想通貨市場の展望」では、業界にこれから影響をもたらすと予測されるポジティブ要素が複数掲載されています。

2019年:仮想通貨市場の展望|Fundstrat

アメリカ・ニューヨークを本拠地とする投資顧問会社「Fundstrat Global Advisors」の共同設立者であるThomas Lee(トーマス・リー)氏は、仮想通貨市場ではこれから複数のポジティブな要因が影響を及ぼし、2019年末までにはビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの仮想通貨で大きな価格回復がみられると予想しています。

市場はやがて「ポジティブ」に

リー氏は2019年2月8日に投稿されたツイートで「仮想通貨市場の2019年の展望」を公開し、現在の市場でみられるネガティブな動きはやがてポジティブなものへと変化していくとの予想を語りました。

クリプト:私たちは今週「仮想通貨市場の2019年の展望」を公開しました。今年は段階的に回復するポジティブな動きがみられるでしょう。以下に最初の段階を掲載します。

クリプト:9回にわたる段階的な改善を得て、最終的にはより高い価格でのサポートを見ることになるでしょう。下記参照…

リー氏が記載している2枚目の画像では、2017年から2019年にかけて変化している「注目すべき12のポイント」が記されています。各ポイントには以下のような内容が書かれています。

【米ドル】ポジティブ
・USDの下落が予想される
【発展途上国や地域の市場】ポジティブ
・収益率で株式市場を上回る
【ビットコイン VS 200日移動平均線】ポジティブ
・年末までに上抜ける
【機関投資家】ポジティブ
・寄付投資による投資
【法定通貨→仮想通貨の流入】ポジティブ
・BINANCEのクレジットカード採用
【仮想通貨→法定通貨の売却】ポジティブ
・BITMEX全体のボリューム低下
【仮想通貨ファンドの資金調達】ネガティブ
・資金調達は困難
【ビットコイン・ライトニングネットワークの拡張性向上】ポジティブ
・臨界点に達する+プライバシー
【セキュリティのインフラ】ポジティブ
・機関レベルのカストディサービスが到来
【SECの規制リスク】ナチュラル
・より多くの自主規制
【ICOトレンド】ポジティブ
・新しいICOの減少によって希釈化
【Bitmain、BitfuryなどのIPO】ポジティブ
・より関連性の高い資産クラスを作成

米ドルは「今後は4~6か月で下落」

「Fundstrat Global Advisors」は、今後4~6か月の間に米ドル(USD)が下落するとも予想しています。ビットコインと米ドルの値動きは「逆の傾向を示す」ことも報告されているため、ビットコインがこれから上昇するのであれば、米ドル価格が下落する可能性もあると考えられます。

機関投資家の資金調達が進む

Funstrat社の諮問チームは「新興市場の株式がアメリカの株式、債券を凌駕する可能性がある」とも期待しています。同社のアドバイザーたちは、仮想通貨の「カストディサービス」や「店頭取引」のソリューションが出現し続けているため、2019年も引き続き機関投資家の資金調達が進むことになると考えています。

一般投資家の関心はさらに高まる

また、仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)が最近「クレジットカード購入オプション」を追加したことも消費者の関心を高めることに繋がると考えられており、2019年はこのようなポジティブな要素が複数存在しているため、ビットコイン価格にも良い兆候が見られると予測されています。

ビットコインの価格は、今月9日に41万円近くまで上昇した後は、横ばいの状態が続いており、2019年2月11日時点のBTC価格は「1BTC=402240円」となっています。