Hyundai(現代自動車)ブロックチェーン活用に向け「IBM」を提携|金融取引の効率化へ

韓国の大手自動車メーカー「現代(ヒュンダイ)」の金融サービス子会社である「Hyundai Commercial」が、ブロックチェーン技術を活用したプラットフォームを立ち上げるためにIBMと提携を結んだことが明らかになりました。

金融取引の「時間・コスト削減」目指す

Hyundai Commercial(ヒュンダイ・コマーシャル)は、IBMが推進しているオープンソースのブロックチェーン技術「Hyperledger Fabric(ハイパーレジャー・ファブリック)」を活用して、新しいサプライチェーン・ファイナンス・エコシステムを構築すると伝えられています。

商用車や建設機械のリースや金融サービスを提供している同社は、ブロックチェーン技術を活用することによって、ディーラー、販売代理店、製造業者間の金融取引における「時間とコスト」を削減することを目指しています。これらの関連業者や企業はブロックチェーン・ネットワーク上ですべての取引をリアルタイムに共有することができます。

ブロックチェーン技術を使用することによって、共有されるデータを安全かつ効率的に管理することができるようになるほか、これまで手動で行われていたプロセスも自動化されると説明されています。

IBMの人工知能「Watson」を活用|Hyundai Card

今回の発表では、ヒュンダイの金融子会社である「Hyundai Card(ヒュンダイ・カード)」がIBMの人工知能(AI)「Watson(ワトソン)」をベースとしたAIチャットボットを使用して顧客満足度の向上を図っていくことも明らかにされています。

「Hyundai Card Buddy(ヒュンダイ・カード・バディ)」と名付けられたこのソリューションは、顧客からの質問に素早く答えることができると説明されています。

自動車業界では、ブロックチェーン技術や人工知能の活用が積極的に進められており、ヒュンダイのように金融サービス部門でブロックチェーン技術を取り入れる動きも強まっています。