米国会での「ブロックチェーン活用」を提案|共和党指導者ケビン・マッカーシー

米国の下院議員を務める政治家のKevin McCarthy(ケビン・マッカーシー)氏は、先日開かれた議会の近代化に関する委員会の中でブロックチェーン技術を「議会の効率化・透明化」のために役立てていくべきとの考えを語り、それによって得られる利点などの説明を行ないました。

アメリカ合衆国下院の共和党指導者であるKevin McCarthy(ケビン・マッカーシー)氏は、先日開催された「国会の近代化」に向けた取り組みを行う委員会である「Select Committee on the Modernization of Congress(議会の近代化に関する選択委員会)」の中で、ブロックチェーン技術が金融業界のセキュリティの根本的な問題に”革命”をもたらしていることについて語り、これらの技術を国会に取り入れることによって、国会の日常業務に透明性をもたらし、効率化を計ることができるとの考えを語りました。

この委員会は、国会の近代化や先進化を測るためのソリューションを審議し、推進していくことを目的として今年の1月に新しく設立された委員会だとされており、12人のメンバーの半分はマッカーシー氏が任命していると伝えられています。

マッカーシー氏はこの委員会の中で次のように語り、「政府内で行われる手続きにおいてブロックチェーン技術をどのように活用していけるかを探求し、業務の効率化・透明化に向けた活動に取り組んでいくこと」を政府に求めました。

なぜ私たちは待たなくてはならないのでしょうか?なぜ私たちは自分たちでブロックチェーンを構築しないのですか?

テクノロジーは私たちの生活を変化させ続けています。議会をより効率的な場にするために、より効率的で、重要なことに責任を持てる能力を構築していきましょう。

またマッカーシー氏は、自分で求めているのは「政府機関への信頼を高めること」であるとも説明しており、21世紀の代表的な技術である「ブロックチェーン技術」を利用することによって、立法などの業務をより効率的なものへと変え、それと同時に政府が担う重要な責任を政府機関がきちんと全うしているかどうか国民たちが見届けることができる環境を構築することができると説明しています。

米国では、複数の政治家の人々が、ブロックチェーンや仮想通貨をうまく活用していくべきだという考えを主張しており、最近では米国商品先物取引委員会(CFTC)のコミッショナーであるBrian Quintenz(ブライアン・クインテンツ)氏が「仮想通貨業界の自主規制団体」を立ち上げることを提案したことなども報告されています。

このような提案が認められていけば、すでに多くのブロックチェーン企業が拠点を置いている米国がこの分野でさらに発展していく可能性があります。