リップル(XRP)の時代到来か?中国の「マイニング禁止」で需要増加の可能性

中国で「ビットコインを含む仮想通貨マイニングの禁止」が検討されていることが先日明らかになりました。実際に禁止された場合には仮想通貨業界に大きな影響があると考えられますが、一部ではそれに伴いリップル(XRP)のような暗号資産が「時価総額トップ」になる可能性があるとも言われています。

中国で「仮想通貨マイニング」が禁止に?

中国国家発展改革委員会(NDRC)がビットコインマイニングの禁止を検討しているという事が最近の報道で明らかになり、仮想通貨業界で話題となっています。報道によると、NDRCが公表した「当局が推進・制限・禁止することを望んでいる産業リストの改訂版(草案)」に記載されている450以上のリストの中に「ビットコインを含む仮想通貨のマイニング」が含まれていたと説明されています。

中国は電気代が安いことなどから、非常に多くのマイナーがマイニングの拠点としていることでも知られており、ビットコインのハッシュパワー(計算能力)の70%以上が中国に集中しているとも言われています。そのため、中国でマイニングが禁止された場合にはビットコインに大きな影響が及ぶと予想されます。

仮想通貨全体の時価総額のおよそ半分を占めているビットコインは仮想通貨業界を担う重要な役割を担っているため、仮想通貨コミュニティの間では中国でマイニングが禁止された場合は、ビットコインだけでなく仮想通貨市場全体にも大きな影響が及ぶと予想されています。しかしその一方では、「中国のマイニング禁止」でリップル(XRP)のような仮想通貨の価値が高まることになるのではないか?という意見も見られています。

もっとも環境に優しい通貨「リップル(XRP)」

ビットコインはプルーフ・オブ・ワーク(PoW)というマイニングの方法を採用していますが、この方法は「電力消費量が多い」という点で問題視されており、今回発表された「中国でマイニング禁止」もこのようなことによる環境汚染などの問題が理由として挙げられています。

しかしリップル(XRP)は「PoW」によるマイニングの仕組みを採用していないため、エネルギー消費率の観点から「もっとも環境に優しい通貨」であると言われています。スタンフォード及びストックホルム大学の研究者たちは主要な3つの仮想通貨とVISAの年間電力消費率を調査し、

・ビットコイン:26.05TWh
・イーサリアム:9.68TWh
・VISA:0.54TWh
・リップル:0.0005361TWh

と報告しています。

中国における「マイニングの禁止」の具体的な禁止予定日や計画などは明らかにされておらず、一般の人々は2019年5月7日までこの草案に対してコメントすることが求められています。実際に中国でマイニングが禁止されることになるかどうかは現時点では不明であるものの、もし本当に禁止された場合にはリップル(XRP)への注目がさらに高まることになると予想されます。